FAXと電話の歴史 – コピー機の歴史紐解き

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FAXと電話の歴史

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18世紀末から19世紀にかけて起きた産業革命は、これまでの歴史の波を大きく変えることになりました。
また今でも使われている様々な発明品も、多くは産業革命時代に生まれたものです。
もちろん電話やFAXも例外ではありません。
まず一足先に姿を現したのがFAXでした。

スコットランドの発明家は振り子の振動を応用して、現在のFAXの原型ともなる装置を開発しました。
しかし送信側から受信側へ”一応”情報を送ることが出来るものの、実用化するには程遠いものでした。
1文字を送ることも困難で、何が送られたのか判別するのも難しいほどだったのです。
そこでイタリア人の発明家は改良を加え、25文字程度の送信が出来るFAXを開発しました。
そして幾度か多くの技術者の手によって改良が加えられ、いくつかの機関でも実際に使用されたこともあります。
でも世界中に広まることはありませんでした。

その最中に登場したのが電話です。
電話はこれまでのコミュニケーション方法を変え、世界中に大きな衝撃を与えました。
でも元々は、声を遠くに届けるための機械を開発しようと思って生み出されたものではありません。
当時トレンドとなっていた新たな電信機を開発した時に、たまたま偶然に生み出されたものだったのです。

電話の登場はFAX開発にも、大きな衝撃となったのは言うまでもありません。
20世紀になっても改良に改良が加えられ、文字だけでなく写真の送信も可能となりました。
また日本人も開発に乗り出して、実用化もされています。
大手新聞社はこぞってFAXを取り入れ、スクープ記事を次々と生み出していきました。

今は新聞社だけでなく企業や家庭にも、FAXや電話は無くてはならないものになっています。
電話に至っては携帯電話の登場により、文字通り常に電話を持ち歩くようにもなったのです。
ただここまでの道は決して容易なものではなく、幾度かの失敗によって成り立っています。
またFAXと電話・コピー機が一体となった複合機まで登場し、伝達ツールの進化はますます広がっていくばかりです。