カラーコピーの歴史 – コピー機の歴史紐解き

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カラーコピーの歴史

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今は鮮明な画像を印刷することが、”当たり前”のようになりました。
あまりにも当たり前すぎて忘れてしまいがちになるものの、カラーでのコピーはコピー機の歴史に大きな衝撃を与えたのです。

カラーコピーが登場したのは1972年と、歴史はまだまだ浅い方です。
ただ誕生までにはかなりの時間を要し、登場した当初は「単に色がついていればそれで良い」という状態でした。
もちろん商品化には至る筈もなく、市場に売り出されたのは登場してから15年も経ってからのことだったのです。
当時のカラーコピーの原理としては、紙を転写ローラーに巻きつけて、各色毎に転写して印刷していきます。
しかしこの方法では色ぶれを起こしてしまうばかりか、コピーのスピードもままなりません。
でも最近のコピー機ではトナーを転写して紙に映し出す構造になっており、印刷スピードもかなり向上しました。
これらのシステムは非常に難しいもので、開発に10年以上もかかってしまったのです。

そして現在、カラーコピーの技術は登場時と比べると格段に進歩しました。
単に色が付けば良いというのではなく、美しく仕上げることに成功したのです。
ただし印刷技術は上がっても、品質についての課題は解決されていません。
専用の紙でコピーをすればまだしも、専用以外の紙でコピーを行った場合、トラブルを引き起こしてしまう恐れがあります。
またコスト面でもまだ「安い」とは言い切れず、今後はクオリティを下げず如何に抑え込むかが課題となるでしょう。

ただ今では当たり前となっているカラーコピーではあるものの、モノクロ印刷が廃れたという訳ではありません。
今でもモノクロコピーを必要としている方は多く、毎日のように使っているという人もいらっしゃいます。

コピー機が登場して200年余りの中、カラーコピーが登場したのが40年近くも前の話です。
実用化されてから30年ぐらいしか経っていないので、これからも開発は進むでしょう。
果たしてどういうカラーコピーが登場するのか、今からとても楽しみではあります。