コピー機の機能の歴史 – コピー機の歴史紐解き

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コピー機の機能の歴史

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「高機能のコピー機」と広告等で、よく見かけます。
この言葉が成立する裏には、「コピーは出来て当たり前」という暗黙の了解があります。
しかし歴史を見て見るとコピー機が登場した当初は、文字を複写するという行為そのものが「高機能」なものだったのです。

あまりの機能の高さに、当時は理解を示す企業はごく一部に限られていたほどです。
今では世界の誰もが知っている超有名企業でも、コピー機には見向きもしなかったのです。
でもコピー機の必要性が徐々に認められ、遂にはコピー機専用の会社を立ち上げるまでに至りました。

もちろん日本でも例外ではありません。
事務の現場から「複写が出来る機械が欲しい!」という声が寄せられたこともあり、本格的な開発へと乗り出します。
日本にも昔からコピー機は存在していたものの、実用的であるとは言い難い物でした。
一昔前のコピー機はアンモニアを使用する為か匂いが酷く、コピーされたものは年月が経てば劣化して使えなくなっていたのです。
そこで日本の技術者が集まり、新たなコピー機を開発。
開発されたコピー機はアンモニア独特の匂いは無く、劣化もありません。
今としては決して「高機能」と呼べるものではありませんが、当時としては画期的なシステムだったのです。

その後も改良に改良が重ねられて機能も向上し、高速コピーや小型化にも成功します。
小型コピー機は一時期TVCMでも良く流れていたので、記憶に残っているという方もいらっしゃるかもしれません。
昭和の頃は如何に小型におさめるか、如何に早くコピーを出来るようになるかを重点的に開発されていきました。

そして平成に入ると、デジタルでのコピーが可能となりました。
デジタルコピーが可能になったことにより、スキャナーで読み込んだ画像をそのまま印刷出来る機能が搭載されるようになったのです。
FAXや電話の機能が搭載された「複合機」が登場したのも、平成になってからのことです。
これも、デジタル化が進んだことにより実現したのです。